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清水 淳 水中デジカメインプレッション

このページでは、オリンパス防水プロテクタPTシリーズ、またはPTシリーズに関連した製品の性能を水中写真家、清水淳氏が実際に使用して感想や特長をそのままお伝えします。

本コンテンツ内で清水淳氏が紹介する他社製品については、オリンパスが動作保証をするものではありませんのでご了承ください。

E-410 + PT-E03 世界最小・最薄・最軽量「E-410」の実力をリポート

E-410の製品紹介はこちら  PT-E03の製品紹介はこちら

世界最小・最薄・最軽量* 一眼レフはいかに!

遂に日本でも「E-410」がデビューすることになった。同ボディーでヨーロッパ向けの「E-400」がかなり良い出来だったので、日本で発売となる「E-410」のデビューがかなり待ち遠しかった。
世界初のライブビュー一眼レフ「E-330」の発売(2006年2月24日発売)から、約1年2ヶ月経ち、進化した最新型デジタル一眼レフ「E-410」と専用防水プロテクター「PT-E03」のインプレッションをいち早く紹介する。
今回はカメラとプロテクターを操作した感想とベーシックなシステム構成を取り急ぎ報告し、次回以降は、いろいろなレンズを使って、描写力やカメラの特徴、撮影情報などの詳細を紹介していきたい。

ボディーの大きさ比較
ボディーの大きさ比較
E-410にはペンタプリズムがあるが、それでもE-330よりも小さい。

コンパクトボディに豊富なアクセサリー

世界最小・最薄・最軽量* 一眼レフとあって、収納する防水プロテクターも前モデル「PT-E02」 と比べるとはるかに小さい。さらに、デジタルカメラの内蔵フラッシュをポップアップさせて防水プロテクターにセットできるので、水中専用/光スレーブ式ストロボを同調させ使用できるようになった。これで、コンパクトカメラに外部フラッシュとして使っていた「INON社」や「SEA&SEA社」の水中専用フラッシュが共用できる。これらのフラッシュは「漏水」等の心配が少なく、メンテナンスが楽なのがありがたい。また、当然ではあるが純正品の交換レンズ、レンズを収納する防水ポート、フラッシュシステムは従来のアクセサリーがそのまま装着できる。
他社の、「アテナ工央社」から専用グリップ&ベースが出てきそうな気配もあるので、この「E-410&PT-E03」については、リリースしてすぐに沢山のアクセサリーが用意され、かなり楽しみな撮影ギヤになりそうだ。

E-410&PT-E03にFL-20を接続
E-410&PT-E03にFL-20を接続
有線で接続する今までの方法。グリップ&ベースはアテナ「PTグリップE03」
E-410&PT-E03にD-2000を接続 コンパクト用グリップアームを流用
E-410&PT-E03にD-2000を接続
INONのPT-E03用の光接続システムを使用した組み合わせ。内蔵フラッシュに直接従来の「クリアフォトシステム」を張るのではなくプロテクタの内蔵フラッシュ光通過部分に遮光テープを張る。テープ中央に小さな穴があり必要な光のみ通過させセンサーで拾う。センサーに遮光板あり。
※INON社製の光接続は試作品です。形状が変わることがあります。
コンパクト用グリップアームを流用
小型のE-410&PT-E03の組み合わせでは、コンパクトデジタルカメラで使用していたグリップ&アームが流用できる。
E-410&PT-E03にYS-110を2灯接続 光接続でTTLが効くSEA&SEA「YS-110」との組み合わせ
E-410&PT-E03にYS-110を2灯接続
光接続でTTLが効くSEA&SEA「YS-110」との組み合わせ
光ケーブル接続 アテナ 光ケーブル接続 INON 電気ケーブル
アテナ製の光接続システムは大型の遮光板が付くセンサー取り付け部品で構成される。INON、SEA&SEA、アテナリングライトのセンサーを取り付けることが可能。
※アテナ社製の光接続は試作品です。形状が変わることがあります。

ライブビューで楽々撮影

「E-410」は「E-330」同様ライブビューが使えるデジタル一眼レフカメラだが、「E-330」がライブビュー出力用の専用CCDが搭載されていたのに対し、この「E-410」は、実際に撮像するセンサーからの信号をモニターに表示させる方式を採用している。いわゆる「E-330」の「Bモード」にあたる。「E-330」の「Bモード」ではマニュアルフォーカス専用としていたが、今回の「E-410」では 、マニュアルはもちろんAFロックボタンを操作することで、ライブビュー時にもAFを作動させることが可能になった。
最初は操作に慣れていないので使いにくさも感じたが、小さな光学ファインダーを覗きこんで、窮屈な姿勢で撮影することに比べると、2.5インチ液晶モニターで撮影したほうが断然楽だ。

2.5インチライブビュー液晶モニター(イメージ図)
2.5インチライブビュー
液晶モニター(イメージ図)

オールマイティーなレンズキット

今回レンズキットとして装備されるズームレンズは14-42mm、F3.5-5.6のED (特殊低分散)レンズになるが、このレンズが意外と水中での使用に向いている。今まで「E-300」「E-330」にセットされていた14-45mmは最短撮影距離が意外に長く、空気と水の屈折率の違いで、さらに最短撮影距離が伸びる水中では、望遠端側で被写体に近づけず使い勝手が悪かった。今回のレンズはワイド端側、望遠端側共に最短撮影距離が25cmとマクロレンズ並みの最短距離での撮影が可能になり、ワイドでもマクロでも色々撮りたいユーザーにはベストマッチのレンズと言えるだろう。レンズの明るさはワイド側F3.5、望遠側でF5.6と標準的な明るさだが、美しいボケを生む円形絞りの採用や、超小型、190gの軽量のレンズは陸上、水中問わず持っていたいレンズの一つだ。

ED14-42mm F3.5-5.6
水中マクロモード

ED14-42mm F3.5-5.6 水中マクロモード
派手すぎず大人の発色がE-410の持ち味。最短撮影距離が短く水中でも使えるズームレンズだ。
【フラッシュ:FL-20 & PFL-01】

ED14-42mm F3.5-5.6
水中ワイドモード

ED14-42mm F3.5-5.6 水中ワイドモード
オリンパスらしいブルー。TTLオートでフラッシュの光量調整も自動。レリーズに専念できる。
【フラッシュ:FL-20 & PFL-01】
お勧めレンズキットセット+アクセサリー
ED14-42mm F3.5-5.6(35mmフィルム換算 28-84mm相当)のレンズは本格的なワイドやマクロ撮影とまではいかないが、各分野でオールマイティな実力を発揮する。専用防水ポート「PPO-E05」にズームギヤを装着することによって水中で画角を変更することができる。
お勧めレンズキットセット+アクセサリー


他社製外部フラッシュシステムの紹介

ワイドコンバージョンレンズを使用する場合やライティングを工夫したい場合に外部のフラッシュシステムを使用したい。他社製おすすめのシステムはSEA&SEA YS-110、INON D-2000など。フラッシュの照射量を撮影ごとに細かく調整しなくても良いTTLシステムの外部フラッシュをぜひ使って欲しい。
SEA&SEA社製
YS-110
「DS-TTL」機能、LEDターゲットライトなどを装備した水中用外部ストロボ。
YS-110 INON社製
D-2000
新開発“S-TTL”搭載で外部ストロボでのTTLオート水中撮影が可能。
D-2000
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* 2007年3月5日現在 レンズ交換式デジタル一眼レフカメラにおいて オリンパスイメージング(株)調べ