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清水 淳 水中デジカメインプレッション

このページでは、オリンパス防水プロテクタPTシリーズ、またはPTシリーズに関連した製品の性能を水中写真家、清水淳氏が実際に使用して感想や特長をそのままお伝えします。
本コンテンツ内で清水淳氏が紹介する他社製品については、オリンパスが動作保証をするものではありませんのでご了承ください。

Vol. 13 水中撮影モードも多彩な「μ780」をリポート

μ780の製品紹介はこちら  PT-039の製品紹介はこちら

水中撮影モードも多彩なμ780をリポート


CCD手ブレ補正機能搭載、光学5倍ズームのデジタルカメラ「μ780」のインプレッションをアフリカのリゾート「紅海」とホームゲレンデ慶良間で行ったのでご報告。μ750の後継として新エンジンを投入したμ780は、光学5倍ズームから高倍率マクロ撮影に至るまで、オリンパスコンパクトデジタルカメラの中でもピカイチに活躍する守備範囲が広いモデルだ。また、CCD手ブレ方式の採用により、ドルフィンスイムなどの撮影も初心者でも手軽に挑戦できる。オリンパスのお家芸でもある「生活防水」にも、もちろん対応しているので不意の浸水にも安心だ。

μ780はμ750のマイナーチェンジモデルで、レンズやCCDにおいての変更はない。 だが、ボディサイズやボタン位置などデザインの変更があり、μ750の防水プロテクターPT-034には収納することは出来ない。
μ750との大きな違いは、新エンジンにより、顔検出逆光補正機能が加わったことと、液晶モニターが21.5万画素から23万画素のより高精細なタイプに変更になった。撮影可能枚数も1回の充電でおよそ180枚から250枚へと大幅に消費電力が改良された。また、ボタンがイルミネーションタイプに変更になっているため、暗い場所でもボタン位置が照らし出されるので使いやすさがアップしている。これは他の機種でも採用してもらいたい点だ。
実際の水中撮影では、水中マクロも水中ワイドでも他のオリンパスのデジタルカメラ同様、鮮やかな色彩が得られている。

クローズアップレンズを使ったマクロ撮影


この機種で水中マクロ撮影を行う場合は、最短撮影距離が陸上値でズーム位置テレ側最大で60cmと長いので、クローズアップレンズを使うか、ズームをワイド側最大にして、被写体に目一杯近づきシャッターを切る。作例はクローズアップレンズPTMC-01と新発売の外部フラッシュUFL-1にショートアームPTSA-02の構成で撮影した。
PT-039+UFL-1+PTMC-01

デジタルカメラ:μ780
プロテクター:PT-039
フラッシュ:UFL-1×1
ショートアーム:PTSA-02
レンズ:PTMC-01
(ステップアップリング 52→67mm使用)

水中マクロ クマノミと卵

クマノミと卵

ハッチアウト寸前のクマノミの卵と新鮮な水を送るクマノミの親。 光学5倍ズームとクローズアップレンズが作る超マクロの世界。 UFL-1をプロテクターの上に直接設置し、PTMC-01の様に倍率が高いクローズアップレンズを付けた時、フラッシュと被写体の距離が近すぎて露出オーバーになりやすい。 そこで、光量を落ち着つかせるために露出補正をマイナスに設定してみよう。 それでも上手くいかな場合はアームを使いフラッシュを被写体から離すと良い。


フラッシュ:UFL-1×1
レンズ:PTMC-01
ステップアップリング 52→67mm使用
撮影モード:水中マクロ、絞り値:F5、シャッター速度 1/320
露出補正:±0、ISO感度:100、画質:HQ
撮影地:慶良間/牛の島北

水中ワイドモード1で撮影



ズームワイド側最大にセットした場合、35mmフィルム換算で36mmと水中でワイドを撮影するには少し画角が狭いので、望遠マクロに偏りがちなμ780だが、撮り方によっては意外ときれいな水中ワイド撮影が可能だ。
外部フラッシュなしの場合、被写体から離れるとフラッシュの光が届かずに発色の悪い画像になりがちなので出来る限り近づいて撮影してみよう。
画角を広げたい場合は、ワイドコンバージョンレンズと外部フラッシュを使用することで、本格的なワイド撮影が可能になる。
PT-039+UFL-1+PTMC-01

カメラ:μ780
プロテクター:PT-039
フラッシュ:UFL-1
コンバージョンレンズ:PWC-01(52→67mmステップアップリング使用)
フラッシュ接続ブラケット:UFL−1ファイバーブラケット(アテナ工央製)
ブラケット&アーム:AFブラケットセット (アフリカ製)

水中ワイドモード1 ウミトサカ

ウミトサカ

かなり派手な色のウミトサカ。
紅海のソフトコーラルはどれも色が濃い。
濃い赤に合うように背景のブルーも濃い目に補正量を−0.7にセットした。


撮影モード:水中ワイド1
絞り値:F3.3
シャッター速度 1/80
露出補正:-0.7
ISO感度:80
画質:HQ
撮影地:紅海/シャルムエルシェイク

水中ワイドモード2で撮影


CCDシフト方式の手ブレ補正を有するμ780は、イルカの撮影など高速で水中を移動してくる被写体に対し、シャッター速度が低下しやすい自然光撮影時に威力を発揮する。首都圏から近い伊豆諸島/御蔵島のドルフィンサイトではイルカを脅かさないようにフラッシュの使用を禁止している。よって今回はフラッシュ無しの自然光でイルカ撮影を実施した。まず、イルカを撮影するのに最適な水中ワイドモード2にセットする。シャッターチャンス&連写性を優先するためにオートフォーカスを固定し、高速で泳ぐイルカの位置を予測しながらシャッターを切る。

水中ワイドモード2 ミナミバンドウイルカ

ミナミバンドウイルカ

人懐っこい御蔵島のイルカ達と水中で過ごすひと時が最高。イルカの動きに合わせてカメラを積極的に振る。
かなり速いスピードで駆け抜けていくイルカ達もオリンパスのイルカ撮影モード(水中ワイドモード2)なら確実に切り撮れる。


撮影モード:水中ワイド2、絞り値:F3.3
シャッター速度 1/250、露出補正:±0、ISO感度:80
画質:HQ、撮影地:伊豆諸島/御蔵島

ワイドコンバージョンレンズ

本格的なワイド撮影をするなら水中約0.58倍のUN製PWC-01がおすすめ。同梱されている52mm → 67mmのステップアップリングを装着してレンズをセットする。但し、装着したレンズによって内蔵フラッシュの光の一部を遮ってしまうので、外部フラッシュの併用や自然光のみでの撮影になる。
PWC-01
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