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清水 淳 水中デジカメインプレッション

このページでは、オリンパス防水プロテクターPTシリーズ、またはPTシリーズに関連した製品の性能を水中写真家、清水淳氏が実際に使用して感想や特長をそのままお伝えします。

本コンテンツ内で清水淳氏が紹介する他社製品については、オリンパスが動作保証をするものではありませんのでご了承ください。

Vol.17 SP-560UZ+PT-037 広角27mmからの光学18倍ウルトラズームレンズを搭載したSP-560UZの実力をリポート!

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広角27mmからの光学18倍ウルトラズームレンズを搭載したSP-560UZの実力をリポート!

18倍ズームのSPシリーズもSP-560UZで2代目になる。超高速連写、広角27mm(35mm換算)レンズ、CCDシフト方式の手ブレ補正と、最新技術を盛りだくさん搭載されたオリンパス社唯一のフルマニュアル・コンパクトデジタルカメラも今度のマイナーチェンジで、800万画素の高精細CCDにパワーアップされている。もちろん最近トレンドの「顔検出機能」が搭載され、AFやAEにその効果が期待できる。

水中撮影に関しては、前モデルSP-550UZの水中モードの制御が同時期に発売された純正水中TTLフラッシュ「UFL-1」との連動性を考慮した設定だったのに対し、今回はSP-560UZ単独での使い勝手を重要視して再チューニングが行なわれた。その結果、水中マクロ、ワイド撮影等全ての水中撮影シーンで内蔵フラッシュの効き具合が改善され、発色、トーンにおいて良好な仕上がりを得られる。また、水中で18倍ズームをフルに生かして撮影すると、レンズの設計上被写体から1.6m離れないとピントが合わない特性を考慮し、水中マクロモードではクローズアップレンズを使用しない状態で、被写体から40cmの位置で撮影が可能なズーム位置をあらかじめセットした。もちろんクローズアップレンズを使用して最短撮影距離を短くし、18倍ズームを最大限に生かし高倍率撮影することも選択できる自由度がある。さらに、クローズアップレンズの倍率を変えると被写体までのワーキングディスタンスと拡大倍率が変えられるので、被写体の性格や表現の仕方によって選ぶとよい。絞り、シャッター速度が自由に選べるフルマニュアルのコンパクトデジタルカメラが少ない中、ハイスペックな機能満載のお勧めの1台と言えるだろう。

SP-560UZ+PT-037 水中マクロモード

SP-560UZ+PT-037 水中マクロモード

SP-560UZ+PT-037 水中マクロモード SP-560UZ+PT-037 水中マクロモード

撮影地:沖縄 慶良間
撮影機種:SP-560UZ+PT-037
露出時間 : 1/320秒、レンズF値 : F5.6
露出制御モード : 水中マクロモード
フラッシュ : 発光

撮影地:沖縄 慶良間
撮影機種:SP-560UZ+PT-037
露出時間 : 1/250秒、レンズF値 : F5.6
露出制御モード : 水中マクロモード
フラッシュ : 発光

SP-560UZ+PT-037 水中ワイドモード1

SP-560UZ+PT-037 水中ワイドモード1
ワイドコンバージョンレンズ無しでも、ワイド側の画角はかなり広く27mm。 グリップ感の良い防水ケースとの相性も良く本格的な水中撮影が可能。 購入資金に余裕があれば是非外部フラッシュUFL-1も併用していただきたい。

撮影地:沖縄 慶良間
撮影機種:SP-560UZ+PT-037
露出時間 : 1/200秒、レンズF値 : F5.6
露出制御モード : 水中ワイドモード1
フラッシュ : 発光

クローズアップレンズを使う

高倍率の「PTMC-01」と超高倍率の「PCU-01」2種類のレンズを使い分けてみた。倍率の高いレンズほど、ワーキングディスタンス(被写体までの距離)を短く出来る。マクロ撮影時は焦点距離が長くなるので手ブレ補正をON状態にすることを薦める。

SP-560UZ+PT-037+PTMC-01 水中マクロモード

ズームをテレ側最大にセットした場合、約50cm前後のワーキングディスタンスになる。意外に遠いが倍率が低いのでピント合わせも楽に行なえる。
レンズ有りと無しでは大きさの迫力が違う。顕微鏡写真とまでは行かないが、実用的な倍率でSP-560UZとのマッチングは最適と思われる。

SP-560UZ+PT-037+PTMC-01 水中マクロモード
撮影地:沖縄 慶良間
撮影機種:SP-560UZ+PT-037+PTMC-01+PMLA-01
露出時間 : 1/320秒、レンズF値 : F5.6
露出制御モード : 水中マクロモード
フラッシュ : 発光

SP-560UZ+PT-037+PCU-01 水中マクロモード

ズームをテレ側最大にセットした場合のワーキングディスタンスは約30cm程度と撮りやすい距離だが、かなりの高倍率でピント合わせは至難の業だ。作例のように隠れエビの目のアップが撮れた。被写界深度はコンマ数ミリとなる。ズーム位置を実用レベルの倍率になるようにワイド側に振って撮影すれば問題は無い。
SP-560UZ+PT-037+PCU-01 水中マクロモード
撮影地:沖縄 慶良間
撮影機種:SP-560UZ+PT-037+PCU-01+PMLA-01
露出時間 : 1/500秒、レンズF値 : F4.5
露出制御モード : 水中マクロモード
フラッシュ : 発光
PT-037にクローズアップレンズと水中フラッシュを装着

PT-037に
クローズアップレンズと
水中フラッシュを装着
PTMC-01

水中マクロコンバージョンレンズ PTMC-01

水中で約2倍(面積比)の拡大撮影が可能なコンバージョンレンズ。いろいろなレンズを試してみたが、純正の「PTMC-01」が一番使い勝手が良かった。着用の際には下記で紹介しているマクロレンズアダプター「PMLA-01」が必要となる。
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PCU-01

水中クローズアップレンズ PCU-01

水中で約6倍(面積比)の拡大撮影が可能なクローズアップレンズ。着用の際には下記で紹介しているマクロレンズアダプター「PMLA-01」が必要となる。
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PMLA-01

マクロレンズアダプター PMLA-01

67mmのクローズアップレンズを装着する場合に使用する。ワイドコンバージョンレンズを装着してもケラレが発生して使えない。クローズアップレンズのみ使用可。
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UFL-1

外部フラッシュ UFL-1

デジタルカメラの内蔵フラッシュに連動してスレーブオート発光する水中専用フラッシュ。水中の多彩なシチュエーションに対応できる。取り付け時には、ショートアーム(別売)が必要だ。
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PTSA-01

ショートアーム PTSA-01

UFL-1をプロテクターに接続するためのアーム。PTSA-02に比べ、より撮影時のライティングの自由度が広がる。
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PTSA-02

ショートアーム PTSA-02

UFL-1をプロテクターに接続するための短いアーム。
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PWT-037

バランスウエイト PWT-037

「PT-037」は浮力が大きいので専用バランスウェイトが必要。外部フラッシュを市販のアーム&ベースを使用して装着する場合は、必要ない場合もあるので、システムアップ後に浮力調整を実行しよう。
※PWT-037はPT-037に同梱されておりません
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