写真コミュニティフォトパスTOP > デジタルカレッジ 写真講座 > 過去の写真講座の受講風景 > 撮影会レポート > 動物園を撮る

撮影会レポート



動物園を撮る
ズイコーデジタルアカデミー 撮影会
 
開催日 :2007年3月29日(木)
会場 :神奈川県横浜市 よこはま動物園ズーラシア
講師 :プロカメラマン 工藤 智道

優秀作品のご紹介 撮影会の風景 先生の声 参加者の声 スタッフの声



優秀作品のご紹介

金賞 金賞 「いやし(愛くるしい)」
師岡 紀子(モロオカ ノリコ)様

[工藤先生コメント]
シロクマが、浮きのようなボールで遊んでいる所ですね。この写真の良い所は、ピントがあっている事はもちろんの事、露出も正確にあっていますし、そしてなにより動物の動きを引き出すために遅いシャッタースピードにしています。激しく動いている動物の動き、動感を表現するという部分では被写体が少しぶれていますが、そのぶれが非常に効果的で動きのあるいい写真になっています。なかなか、こういった瞬間を狙ってシャッターを押すというのは難しかったでしょうね。動物の一瞬の表情、動きを予測して、こういう写真が撮れるのではないか、こういう動きをするのではないかということを常に考えながらシャッターを押していくと、こういった写真がとれるようになって行くと思います。

<作品データ>
撮影機材:E-500┃レンズ:40-150mm F3.5-4.5
シャッター速度:1/45秒┃絞り値:F6.7
ISO感度:100

  金賞 「いやし(愛くるしい)」  
拡大表示
銀賞 銀賞 「君に夢中」
佐藤 晴美(サトウ ハルミ)様
[工藤先生コメント]
カンガルーが、もう一匹の方へ向かってジャンプして飛んできている写真ですね。ジャンプして上に飛び上がっている瞬間にシャッターが押せている事、またジャンプしているカンガルーにしっかりピントが合っていますね。さらに左側にややシルエットぎみになっていますが手前側に他のカンガルーを入れることで奥行きがあります。それぞれが、上手くいっている写真ですね。しかも、こういった動きのある被写体を撮るときとっさに撮らなければならないわけですからシャッター速度や露出の設定、そういった部分も非常に上手にうまくいっています。ただ少し気になるのは、右側に空間が大きく出来ていることですね。ピントを合わせるために、画面の中央にピントを合わせるというのは、便利で楽なんですけれどもオートフォーカスというのはともすると、いつも画面の中心に被写体をおいてしまうというような事がよくあります。やはり、ピントを合わせてフレーミングをどのようにするかそこまでできると、やや上級テクニックではありますけれども、より写真がよくなったのではないかと思います。でも、やはりこういった瞬間をとらえている、そういった部分では非常にうまくいっている、上手に撮れている写真だと思います。

<作品データ>
撮影機材:E-300┃レンズ:40-150mm F3.5-4.5
シャッター速度:1/2000秒┃絞り値:F4.5
ISO感度:200┃露出補正:-0.3EV
銀賞 「君に夢中」
拡大表示
銅賞 銅賞 「べ〜ぇ」
川嶋 桂子(カワシマ ケイコ)様
[工藤先生コメント]
非常に面白い決定的な瞬間ですね。写真を、カメラの設定またはパソコン上で加工したのかは分かりませんが、モノクロ写真になっています。白黒の写真にすることで、お猿さんの表情がよりいっそう引き立っていますね。この写真、カラーでもおもしろいとは思いますが、モノクロにすることでお猿さんの表情や、持っている魅力がストレートに見る人に伝わる写真になっていますね。カラーではなくモノクロで表現したということでこの写真はとても成功しているのではないでしょうか。

<作品データ>
撮影機材:E-330┃レンズ:ED 50-200mm F2.8-3.5
シャッター速度:1/40秒┃絞り値:F6.3
ISO感度:400┃露出補正:-0.7EV
銅賞 「べ〜ぇ」
拡大表示



撮影会の風景

今回の撮影会はプロカメラマンの工藤智道先生をお招きして、横浜の動物園ズーラシアに行ってきました。
当日は、春の晴天で暖かく最高温度23℃まで上がり気持ちの良い天気だったのですが、風が強くて撮影に影響しなければいいなと少し心配してしまいました。またこの日は、子供連れのファミリーが多くて春休みも重なりとてもわいわいと楽しい雰囲気でした。
撮影会の風景

入る前に、先生に撮影についてのコツや上手な撮り方を教えて頂き、いざ動物園の中へ。入るとまずは象がお出迎え。動物との距離が結構あるので望遠レンズを使い撮影。やはり、象はどう撮っても絵になりますね。みなさん始まったばかりなのに夢中でシャッターを押していました。その後もさまざまな動物たちがいたのですが、やはり檻の中にいる動物にピントを合わせる事は難しく、すばしっこくてとても苦戦していた様です。この日は天気が良かったので、いつもより動物たちも活発に感じました。先生のご指導により、普段は使わない望遠レンズを使いC-AF+MFで檻の中やガラス越しの動物たちを撮っていました。午前中は、先生を先頭に団体行動をして午後からは各自撮りたい場所を自由に動くことにしました。
撮影会の風景 撮影会の風景 撮影会の風景

撮影会の風景 撮影会の風景 撮影会の風景

撮影会の風景 撮影会の風景 撮影会の風景

午後からどんどん気温が上がり、普段は大人しいシロクマやペンギン、アシカたちは気持ち良さそうに水浴びを楽しんでいました。特に、シロクマがプールに入りながらボールで遊んでいる所がかわいくてシャッターをたくさん押してしまいました。
園内は思った以上に広くて、1日歩き回るだけでへとへとになってしまうようでした。集合時間よりも、みなさん早く集合場所に到着していました。天気が良かった分、動物たちも活発に動き回っていたので良いショットがたくさん撮れたことでしょう。

集合写真

みなさん、工藤先生、本当にお疲れさまでした。
(スタッフ中村)



先生の声

工藤先生
撮影会当日は天気もよくて、撮影しやすい良い天候だったとは思うんですけれども、一般のお客さんも多くて手持ちで動物絵を撮影することに、なかなか慣れない人もいたでしょう。しかし動物園での撮影会は楽しいですね。かわいらしい動物たちもいますし、様々な表情をしてくれます。動物を撮るということはですね、いろいろな狙い方があるということを撮影当日にお話したのですが、動物を可愛らしく撮るのか、動物をグッとクローズアップして撮るか、いろんな撮影手法、表現方法があるかと思いますが、みなさんの写真はその人の個性や性格が出ていて、やさしい写真もあればかっこいい写真もいっぱいありました。撮影条件の厳しいなかで、一生懸命撮られていたのではないかと思います。これからも写真の撮影を十分に楽しんで、機会があれば、動物園に出向いてみるのもいいのではないでしょうか。



参加者の声

撮影場所がズーラシアと言う事で、初めて来たのですけれども今までの動物園とは違ったタイプの動物園で生きた姿が自然に近い姿で撮れて会場として素晴らしかったと思います。また、撮影中に要所要所で先生のアドバイスを頂けたので非常に参考になったので嬉しかったです。E-330をお借りして使わせて頂いたんですけてども、檻の中の動物にピントを合わせる時に先生にS-AF+MFの使い方を教わって楽にピント合わせが出来るようになりました。
 
当日、風が強かったのでどうなる事かと思ったのですが、午後から風もおさまったし太陽も綺麗に出ていて良い仕上がりになったのではないかと思っています。動物はどう動くか分からないのでシャッターチャンスが難しかったです。出来た写真を見てまた考えたいと思います。今日はありがとうございました。



スタッフの声

JR横浜線中山駅からバスで15分ほどいくと、よこはま動物園ズーラシアに着きます。園内展示は、檻の少ないできるだけ動物たちの自然な姿が観察できるような造りになっています。当日は、風は強かったですが快晴だったので、撮影会担当者としてはまずはホッとしました(雨の日の撮影会もたまにあるのです・・・)。平日にも関わらず、園内は見学者で混んでいたので、参加者の皆さんもベストポジションで撮影するのに苦労されたのはないでしょうか?お昼は少ない屋外テーブルを確保し、お寿司弁当を楽しんで頂きました。下見の時に見ることができたカンガルーのボクシング!が当日は見られなかった(暑くてカンガルーはみんな寝ていました・・・)のが、個人的には残念でした。皆さんは良い写真、撮れましたか?
(スタッフ大越)
園内
よこはま動物園ズーラシアのゾウたち



デジタルカレッジ【講座のお申し込み】


デジタルカレッジでは、様々な写真講座をご用意しております。
これから開催する講座も、ぜひご覧ください。

お申込み受付中の講座を見る