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撮影テクニック講座レポート



お花撮影テクニック講座:
ズイコーデジタルアカデミー 撮影テクニック講座
 
開催日 :2006年10月31日(火)、11月7日(火)、11月22日(水)
会場 :オリンパスイメージング株式会社 新宿モノリスビル
講師 :プロカメラマン 片岡 正一郎

優秀作品のご紹介 撮影会の風景 先生の声 参加者の声



優秀作品のご紹介

金賞 金賞 「情熱」
野村 美智子(ノムラ ミチコ)様

[片岡先生コメント]
こういった花の撮影でよく目にするのは、画面の真ん中にポツンと花一輪、といったような写真です。自分の感覚では被写体の良いところを切り取って見ているのに実際の画面には余分な部分が多く、良いところを相殺してしまうのです。この作品はそういった余分な部分をいっさい排した無駄のない作品作りをしていて、撮りたいところだけを画面に入れることで見る者を作品に集中させます。どっしりとした迫力さえ感じさせます。あとは見る人に伝える情緒的な部分の表現にトライしてみると、もっと良くなるのではないでしょうか。

<作品データ>
撮影機材:E-500┃レンズ:35mm F3.5 Macro
シャッター速度:1/8秒┃絞り値:F22
ISO感度:100

  金賞 「情熱」  
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銀賞 銀賞 「ソバカスソウ」
三浦 訖(ミウラ イタル)様
[片岡先生コメント]
絞りの使い方が非常に上手な作品だと思います。どこを見せたいか、作者の気持ちが素直に伝わってきます。ピントを合わせるところと、アウトフォーカスにするところのメリハリがはっきりしていて、そのことで主題が浮き立ち作者の狙いが見る者に伝わります。あとは主題とバックの重なりに気をつけ、なるべく単体で浮き上がる場所を見つければもっと良くなると思います。感度はもう少し下げ、画像の荒れをおさえると花弁のシズル感が表現しやすくなるでしょう。

<作品データ>
撮影機材:E-330┃レンズ:ED 50mm F2 Macro
シャッター速度:1/45秒┃絞り値:F4
ISO感度:100
  銀賞 「ソバカスソウ」  
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銅賞 銅賞 「ばらに昆虫」
西 健爾(ニシ ケンジ)様
[片岡先生コメント]
昆虫と花はとても相性の良い組み合わせですが、なかなか写真にするのは大変です。モデルさん(昆虫)が注文通りに動いてくれないからですが、数少ないであろうチャンスを的確に捉えたすばらしい作品だと思います。こういった自分の思い通りにならない相手のときはじっくり腰を据えて、一枚で決めようとせずとことんまで粘ってみると、案外良い巡り会いがあります。切り詰めた配色もすばらしく、シンプルで非常に目立つ写真になっています。プリントする際にはトーンカーブ等で画像処理するともっと際立った写真になるでしょう。

<作品データ>
撮影機材:E-330┃レンズ:ED 50mm F2 Macro
シャッター速度:1/160秒┃絞り値:F5.6
ISO感度:100
 
銅賞「ばらに昆虫」
 
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撮影会の風景

ズイコーデジタルアカデミー撮影テクニック講座は、昨年8月のオリンパスデジタルカレッジをリニューアルした際に追加した新講座で、“お花撮影テクニック講座”は初めての講座になります。
オリンパスデジタルカレッジでは、これまで数多くのデジタルカメラ講座を実施してきましたが、皆様からのアンケート で「撮影のテクニックを学びたい」という声が非常に多く、その中でも“お花”は、もっとも要望の多かったテーマです。
お花撮影テクニック講座第1回目の今回、これまでズイコーデジタルアカデミーで、何度もお花の撮影会を担当されている、 片岡正一郎先生にご指導いただき、「綺麗にぼかして撮るにはどうすればいいの?」、「光を生かすってどんなこと?」、「どんなレンズを使ったらいいの?」など一つ一つ丁寧に指導いただきました。

撮影会の風景
■10月31日(火) 撮影基礎講座
1日目の撮影基礎講座では、片岡先生の畑に咲く花をテーマにした作例の紹介から始まり、絞り・シャッター・ホワイトバランス等 のデジタル一眼レフ撮影の基本的な話や、三脚の使い方、スライダーの紹介など実践的な講義がありました。

■11月7日(火) 撮影会
2日目の撮影会は、新宿御苑へ行きました。ちょうど秋バラの綺麗な時期で、まずは“フランス式整形庭園”で秋バラの撮影。 しかし、この日はあいにくの強風。なかなか止まってくれないバラの花に苦戦しながらも、レンズを替え、場所を替えしながら、 奮闘しておりました。その後、あまりの強風に温室へ移動。閉館まで撮影しました。

撮影会の風景撮影風景

撮影風景撮影風景撮影風景

■11月22日(水) 講評会
2回目に撮影した写真を1人2枚ずつ持ち寄っての講評会。強風の撮影会で作品作りには非常に厳しい条件であったにもかかわらず 今回は撮影に馴れた方が多かったせいか?よい作品が多数よせられ、片岡先生の選評にも熱が入っていました。

栄えある第1回“お花撮影テクニック講座”の金賞は、野村美智子さんが受賞。実は、野村さんは9月の第1回PhotoRougeも金賞を 受賞。(すごいな〜。)
今後も色々なテーマで、その専門のプロカメラマンを講師にお招きし、撮影テクニックを学べるよう、講座を企画していきたいと思います。 学びたい撮影テクニックがありましたら、スタッフまでドシドシと要望をお寄せください。

集合写真

今回参加いただいた皆様、片岡先生お疲れ様でした。(スタッフ菅野)



先生の声

片岡先生
初心者向けと聞いていたのですが、皆さんなかなかどうして手練ぞろいで、私も随分と楽しませていただきました。風が強く作品作りには苦労しましたが、バラエティーに富んだ作品が出来上がり、同じ条件でもこれだけの感性の違いがあるのかとうれしくなりました。
実際に他の方の作品を見ることはどんな講釈よりも勉強になります。まして同条件での撮影で自分との違いを発見することは何よりの教材です。
今回、自分で感じたところだけをどう撮るか、ということを中心に話をしましたが、ファインダーで切り取る部分をはっきり意識して、いわゆる「おいしいとこだけ」を切り取れるようになれたでしょうか?各賞の入賞作はそのことを上手に実行されている方たちであると思います。



参加者の声

ぜひ、お花をテーマにした、PhotoRougeの開催をお願いします。
「必ず、実施します。」(スタッフ)
参加者
ホームページを見てはじめて参加しました。野生植物を撮影するのが好きで、いままで自己流で撮影してきましたが、片岡先生のお話を聞いて、ぜんぜん違うのでびっくりしました。片岡先生から、「何を狙うのか?それにはどうすればいいのか?を考えてから撮影するように。」というご指導を頂き、やってみると、それなりに撮れるようになりました。三脚の使い方ひとつとっても先生の使い方は違いますね。参考になりました。 参加者



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